『小料理 安寿』

森・海・山等と同様、空もずっと見つめていると引き込まれてしまう。

今日も私は、引き込まれたように空にレンズを向ける。
雲はまだ穏やかなようだ。

さて、呑みに行こう。

今日は此処。

一軒家に、二軒の暖簾が見える。非常に面白い。
右手は『のみくいや　仁』、今回訪れたのは左手の『小料理　安寿』である。


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店名：小料理　安寿
住所：東京都板橋区徳丸3-16-14
詳細：http://sakaba.box.co.jp/blog/sb.cgi?eid=142
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初めての店というものは、やはり緊張してしまうものである。
特に『小料理屋』といった酒処はそうだ。

心落ち着かせ、意を決して引き戸に手を伸ばす。

『いらっしゃいませ。』

二人の美人女将さんが迎えてくれた。
正しくは女将さんとバイトということらしい....。


カウンター席に腰を落ち着かせ、まずはお酒、熱燗を頼む。




あー...温まる...。やはり酒は燗だなぁ...。


本来なら最初の一杯はビールが適切であるのかもしれない。
やっぱりそうなのか、最初から熱燗は珍しがられてしまった。まぁ、夏だしね。

肴を数品頂く場合、ビールは腹が膨れてしまうので、
最近では人と呑む以外ではあまり呑まないのである。



突き出しは、もやしとソーセージの和え物である。
シンプルだが、酒と良く合う。美味い。


さて、刺身を頼むとしよう。



これはまた凄いイカ刺しだなぁ....。

「えんぺら」も付けてくれているのが大変嬉しい。
身はコリコリ、甘みがあって酒が進む。


最後に名物、安寿揚げを頂こう。



箸で崩そうとすると、フワ～っとした触感が伝わってくる。

なるほど、はんぺんにすりおろした長芋がベースになっているのか...。
これは豪快にいこう。

これは絶品である！
中に入っている生姜・イカの、そしてはんぺんの食感がたまらない。
美味過ぎ。


ご馳走様でした。
突き出し　×1
熱燗（一合）　×1
イカ刺し　×1
安寿揚げ　×1
計1700円。肴はどれも新鮮・絶品、そして安い。

お酒は、日本酒は『酒』から銘柄モノまで選べ、また焼酎も置いてある。
肴は、刺身や安寿揚げは勿論だが、煮物がこれまた評判が良い。

それにしても安寿揚げ、本当に美味しかった....。
お二方もとても美人だった.....。